親は選べないが人生は選べる
著者
書誌事項
親は選べないが人生は選べる
(ちくま新書, 1699)
筑摩書房, 2022.12
- タイトル読み
-
オヤ ワ エラベナイ ガ ジンセイ ワ エラベル
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内容説明・目次
内容説明
親から虐待を受けた子は、計り知れない心の傷を負う。多くの場合死ぬまで苦しみ続け、最悪の場合、自殺してしまうこともある。どのように「親」と決別し、自分の人生を歩んでいったらよいのか。運命を変えて自由になるには、それまでの思考を変えることだ。発達段階と親との関係を読み解くことで、育った環境、親からの影響を自覚し、必然性から抜け出す。精神科医が指南する「親との別れ方」。
目次
- 第1章 DNAで決められた最初の必然「愛着形成」—親に「くっついて」安心を求める愛着行動は生物学的な必然
- 第2章 親に決められたことから自由になる試み「イヤイヤ期」—子は親から自由になろうとし、同時に親の心の傷を治そうとする
- 第3章 小学生は親の人生観を引き継げれば、安定する—学校社会にデビューするためには小学生でも人生観が必要
- 第4章 思春期は自分の「運命」を初めて自覚する時—親に反抗して、親の人生観を超えようとする
- 第5章 配偶者は自由に選択できるのか「成人1期」—人はどのような基準で配偶者を選択しているのだろうか
- 第6章 三つの心を使いこなすと大人は自由になる「成人2期」—父母性とは人を温かい気持ちで応援するという心のポジション
- 第7章 二律背反を知って大人の心は完成される—人生のあらゆる悩みを生み出す「葛藤」
「BOOKデータベース」 より