越境の中国史 : 南からみた衝突と融合の三〇〇年
著者
書誌事項
越境の中国史 : 南からみた衝突と融合の三〇〇年
(講談社選書メチエ, 776)
講談社, 2022.12
- タイトル別名
-
越境の中国史 : 南からみた衝突と融合の三〇〇年
- タイトル読み
-
エッキョウ ノ チュウゴクシ : ミナミ カラ ミタ ショウトツ ト ユウゴウ ノ サンビャクネン
大学図書館所蔵 全135件
  青森
  岩手
  宮城
  秋田
  山形
  福島
  茨城
  栃木
  群馬
  埼玉
  千葉
  東京
  神奈川
  新潟
  富山
  石川
  福井
  山梨
  長野
  岐阜
  静岡
  愛知
  三重
  滋賀
  京都
  大阪
  兵庫
  奈良
  和歌山
  鳥取
  島根
  岡山
  広島
  山口
  徳島
  香川
  愛媛
  高知
  福岡
  佐賀
  長崎
  熊本
  大分
  宮崎
  鹿児島
  沖縄
  韓国
  中国
  タイ
  イギリス
  ドイツ
  スイス
  フランス
  ベルギー
  オランダ
  スウェーデン
  ノルウェー
  アメリカ
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献: p259-264
索引: p265-269
内容説明・目次
内容説明
古代以来、中国の歴史は「北から動く」ものだった。しかし清代末期、近代への「変革の風」は南から吹く。その風を起こしたのは、ヤオ族やチワン族などの周辺民族と、漢人や客家の移民たちが生み出す「越境のエネルギー」だった。辺境で過熱する科挙、キリスト教や儒教と軋轢を起こす秘密結社、厳しい競争に生き残るための「〓食(ワンセック)」という行動様式、「外来政権」の波状的な支配を受ける台湾原住民など、中国社会の多様性と流動性から、歴史と現在を捉えなおす。
目次
- 序章 中国史のフロンティア=華南
- 第1章 動き出した人々—福建・広東の移民活動
- 第2章 越境する漢人移民—広西と台湾への入植
- 第3章 辺境の科挙熱—中国文明と向き合う
- 第4章 周辺民族の抵抗と漢文化—流入する移民と秘密結社
- 第5章 太平天国を生んだ村で—移民社会のリーダーたち
- 第6章 械闘と動乱の時代—つくり直される境界
- 終章 越境してやまない人々—海外移住と新たな統合
「BOOKデータベース」 より