女神誕生 : 処女母神の神話学
著者
書誌事項
女神誕生 : 処女母神の神話学
(講談社学術文庫, [2745])
講談社, 2022.12
- タイトル別名
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女神の神話学 : 処女母神の誕生
- タイトル読み
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メガミ タンジョウ : ショジョ ボシン ノ シンワガク
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注記
平凡社 1999年刊の改定版
文献一覧: p295-320
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
アテナ、アマテラス、マリア—処女でありながら母でもあるという特殊性を帯びた彼女たちは、なぜそれぞれの信仰において至高女神の地位を占めえたのか。旧石器時代の大女神から、これら処女母神への移行は何を意味するのか。時代も地域も異なる神話の共通点から、人類に普遍的な社会の原像を見出し、新たな神話の可能性を探る比較宗教学の挑戦!
目次
- 第1部 「大母神」と「処女母神」(大母神から職能女神へ—旧石器時代の洞窟女神から考える;女性の神話学;処女母神の神(話)学)
- 第2部 日本の女神と女性(女性のなかでただ一人—アマテラス神学生成の比較神話学的考察;なぜ「妹の力」だったのか)
- 第3部 ギリシアの女神と女性(女神とポリス—アテナとアテナイ;アルテミスからダイアナへ—西洋における山野の女神像の変遷;女による暴力と女への暴力—ギリシア悲劇への暴力性と女性像;女たちを笑う男たち—ギリシア喜劇の女性像)
「BOOKデータベース」 より