傷つきやすいアメリカの大学生たち : 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体

書誌事項

傷つきやすいアメリカの大学生たち : 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体

グレッグ・ルキアノフ, ジョナサン・ハイト著 ; 西川由紀子訳

草思社, 2022.12

タイトル別名

The coddling of the American mind : how good intentions and bad ideas are setting up a generation for failure

傷つきやすいアメリカの大学生たち : 大学と若者をダメにする善意と誤った信念の正体

タイトル読み

キズツキヤスイ アメリカ ノ ダイガクセイタチ : ダイガク ト ワカモノ オ ダメ ニ スル 「ゼンイ」 ト 「アヤマッタ シンネン」 ノ ショウタイ

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注記

巻末のページp389-457(原注, 参考文献)にp1-69の表記あり

参考文献: p389-399

内容説明・目次

内容説明

立場の異なる論者の講演に対し、破壊と暴力をともなう激しい妨害を行う学生たち。教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求める激しいデモを展開。さらには教授や学部長、学長まどを軟禁し、暴言を浴びせる—。アメリカの大学で吹き荒れるこれら異常事態の嵐は、Z世代の入学とともに始まった。彼らはなぜ、そのような暴挙を振るうのか?言論の自由・学問の自由を揺るがす現象の実態と背景、さらには対策までを示して高く評価された全米ベストセラーがついに邦訳。キャンセルカルチャー、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)問題を知るための必読書。

目次

  • 第1部 3つのエセ真理とその弊害(脆弱性のエセ真理:困難な経験は人を弱くする;感情的決めつけのエセ真理:常に自分の感情を信じよ ほか)
  • 第2部 エセ真理が引き起こしたこと(脅迫と暴力が正当化された;大学で「魔女狩り」が起きている)
  • 第3部 なぜこうなったかに関する6つの論題(二極化を促進するスパイラル;不安症とうつ病に悩む学生の増加 ほか)
  • 第4部 賢い社会づくり(賢い子どもを育てる;より賢い大学へ)
  • 結び より賢い社会へ

「BOOKデータベース」 より

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