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親子は生きづらい : "トランスジェンダー"をめぐる家族の物語

勝又栄政著

金剛出版, 2022.12

タイトル別名

親子は生きづらい : トランスジェンダーをめぐる家族の物語

タイトル読み

オヤコ ワ イキズライ : "トランスジェンダー"オ メグル カゾク ノ モノガタリ

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注記

解説: 佐々木掌子

鼎談: 清水晶子, 東畑開人

内容説明・目次

内容説明

女として生まれ育ち、「ふつう」を願い、罪悪感に押しつぶされながら、男になりたいとカミングアウトした、「僕」の物語。急転する子どもの人生にとまどい、憤り、悲しみ、それでも子どもと共に歩むことをあきらめなかった、「母」の物語。トランスジェンダーの医療概念と社会通念の変遷、家族を取り巻く社会構造の変容に翻弄されながら交差する2つの物語は、ついにひとつの結論にたどりつく—

目次

  • 第1部 とまどいの中を生きる—カミングアウトと家族の物語(親へのカミングアウト;誕生と違和感—幼少期〜中学校時代;反発と孤独—高校〜大学時代(カミングアウト前);カミングアウトの明暗—告白と母の背景;母と子、異文化の咀嚼と変化—母との対話と終戦;身体の変化と初めて生まれた“夢”—手術〜大学受験/生き直し)
  • 第2部 長い闇を超えて(22歳から見る未来 30歳から見た過去;男と女のはざまで—境界から見えたもの;心地よさと寄る辺なさと—当事者コミュニティへの帰属と格差;傷つく私・傷つける私—立場の反転による価値観の瓦解;「わたしは罪人」—社会での葛藤と劣等感の再燃;暗い闇の中から—他者の関わりと回復への光;違ったままで、でも共に—親子の10年間の結論)

「BOOKデータベース」 より

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