美しきタロットの世界 : その歴史と図像の秘密
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美しきタロットの世界 : その歴史と図像の秘密
(祥伝社新書, 669)
祥伝社, 2023.1
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ウツクシキ タロット ノ セカイ : ソノ レキシ ト ズゾウ ノ ヒミツ
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Note
監修: 東京タロット美術館
主要参考文献: p216-217
Description and Table of Contents
Description
占いだけじゃない、愉しみ方。15世紀半ば、タロットカードの原型はイタリアの貴族社会で生まれた。当時は、貴族たちが絵柄に隠された神話や箴言などの「寓意」を読み解く、教養と想像力の試金石として使われていたという。以来、現代に至るまで世界各地で、その時々の社会情勢を反映しながら様々なタイプのカードが生まれてきた。本書は、東京タロット美術館が所蔵するカードの中から選りすぐりのものを取り上げ、図像に込められた意味を探るもの。大アルカナの0番「愚者」の成長物語として読み解く世界は、まさに人生の縮図でもある。神話や哲学、数秘術といった人類の叡智と出会いながら、自分の内面に目を向け「愚者」とともに成長してほしい。
Table of Contents
- 第1章 タロットは貴族の教養だった(発祥は、中世ヨーロッパ貴族社会;「タロット」と「トランプ」、どちらが先?;タロットの庶民化と「マルセイユ版」の誕生 ほか)
- 第2章 大アルカナと愚者の旅(愚者;魔術師;女教皇 ほか)
- 第3章 小アルカナの世界(「小アルカナ」と「トランプ」のルーツは同じ?;「棒」「聖杯」「剣」「金貨」…4種類のスートの意味とは;コートカードは何を意味するのか ほか)
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