山口の捕鯨解体新書 : 日本人と鯨の二千年

書誌事項

山口の捕鯨解体新書 : 日本人と鯨の二千年

岸本充弘

花乱社, 2022.12

タイトル読み

ヤマグチ ノ ホゲイ カイタイ シンショ : ニホンジン ト クジラ ノ ニセンネン

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内容説明・目次

内容説明

江戸期には古式捕鯨が行われ、近代捕鯨発祥の地でもある山口県。古代から連綿と続く捕鯨の歴史を繙き、2019年商業捕鯨再開後の現状と課題までを伝える。

目次

  • プロローグ—伝統の食・産業の足跡を探る
  • 遺跡から出土したクジラの骨—組織的な漁の道具に利用
  • 古式捕鯨の技術の確立—鎖国を機に独自に進歩
  • 長州藩鯨組—藩の有力な財源、資金・施設を優遇
  • 江戸の流通拠点、商都下関—クジラを越後へ出荷した記録も
  • 幕末、西洋船が日本近海へ、古式捕鯨の衰退—痛ましい海難事故の発生
  • 明治維新、難航する近代式への移行—廃藩置県により民間経営に
  • 若き岡十郎が興した日本遠洋漁業—国の後押しで苦難越え発展
  • 日露戦争を契機に、捕鯨会社が乱立—業界の生き残りを懸け再編
  • 明治末創業、日本水産の源流—トロール漁業や北洋漁業で成長〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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