ウィーン・フィルの哲学 : 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか

書誌事項

ウィーン・フィルの哲学 : 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか

渋谷ゆう子著

(NHK出版新書, 691)

NHK出版, 2023.1

タイトル別名

ウィーンフィルの哲学 : 至高の楽団はなぜ経営母体を持たないのか

タイトル読み

ウィーン フィル ノ テツガク : シコウ ノ ガクダン ワ ナゼ ケイエイ ボタイ オ モタナイノカ

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注記

参考文献: p212-214

ウィーン・フィル関連年表: p215-217

内容説明・目次

内容説明

世界最高峰のオーケストラ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。彼らは創設から一貫して経営母体を持たず、その運営を演奏家たち自身が行なっている。なぜ彼らは長きにわたり後ろ盾なしで存続し、伝統を守り続けてこられたのか。活動が困難を極めたコロナ禍での動きから、奏者による“民主制”の内実、名音楽家や戦争との関わりまで。その歴史を辿り、楽団員への取材を通して、壮麗な奏楽の背後に潜む組織原理をさぐる。

目次

  • 第1章 音楽界のファーストペンギン
  • 第2章 ウィーン・フィルとは何者か?
  • 第3章 ウィーン音楽文化と自主運営の歴史
  • 第4章 戦争が落とした影
  • 第5章 王たちの民主主義
  • 第6章 アート・マネジメントの先駆として

「BOOKデータベース」 より

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