長崎と天草の潜伏キリシタン : 「禁教社会」の新見地

書誌事項

長崎と天草の潜伏キリシタン : 「禁教社会」の新見地

安高啓明編

雄山閣, 2023.1

タイトル別名

The hidden Christians in the region Nagasaki and Amakusa : a new perspective on「prohibition society」

長崎と天草の潜伏キリシタン : 禁教社会の新見地

タイトル読み

ナガサキ ト アマクサ ノ センプク キリシタン : 「キンキョウ シャカイ」ノ シンケンチ

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内容説明・目次

内容説明

世界文化遺産の長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産が注目されている。かくれキリシタンの信仰形態や島原天草一揆、禁教政策などの実態を長崎・天草の双方からキリシタン史を紐解き、共通点・相違点を解明してキリシタン史に新たな光を照射する。新史料の古文書解読も紹介する。

目次

  • 第1部 禁教と「異宗」への転換点(長崎と天草におけるキリシタン認識と変容—体制側の視点から;大矢野・維和島における島原天草一揆;三宅/藤兵衛の動向と天草一揆の攻勢)
  • 第2部 禁教政策の展延と潜伏キリシタンの動向(長崎奉行所による真鍮踏絵貸与の意義—岡藩“踏絵鋳造事件”を通じて;享保期における島原藩の漂着船対応—第1次島原藩預り時代を中心に;第2次島原藩預りにおける天草遠見番の漂着唐船対応とキリシタン政策—天明3年から文化10年までを中心に ほか)
  • 第3部 禁教解禁の胎動(安政五ヵ国条約の締結と居留地の造成—天草郡中の関わりを中心に;絵踏廃止による宗門改と宗門帳の変容—天草大庄屋文書の分析を中心に;浦上四番崩れと明治初期の禁教政策)

「BOOKデータベース」 より

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