パルメニデス : 錯乱の女神の頭上を越えて
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書誌事項
パルメニデス : 錯乱の女神の頭上を越えて
(講談社選書メチエ, 778)
講談社, 2023.1
- タイトル別名
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Parmenides, over the head of Ath
- タイトル読み
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パルメニデス : サクラン ノ メガミ ノ ズジョウ オ コエテ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏による
参考文献(選): p318-324
内容説明・目次
内容説明
紀元前五世紀前半に活躍したパルメニデスの詩的断片をめぐって後世になされた数多の解釈は、どれも道を踏み誤っている。遺されたテクストを丹念に読み直し、「あるもの」をめぐるすべての論証を「帰謬論法」として捉えてみれば、「あらぬものはあらぬ」と、否定に否定を重ねる道の彼方で、「あるもの」の本性に肉迫することができるだろう—。最新の考古学的発見をも参照しつつ、政治家・立法者でもあった哲学者の全貌を復元せんとする独創的な試みは、やがて誰も予想しなかった意外な結末へと辿り着く。古代哲学最大の難問を解き明かす、著者畢生の書!
目次
- 第1章 海上を放浪する国
- 第2章 序歌
- 第3章 真理の道
- 第4章 思惑の道
- 第5章 二つのヘーローオン
「BOOKデータベース」 より