日活ロマンポルノ : 性の美学と政治学
著者
書誌事項
日活ロマンポルノ : 性の美学と政治学
水声社, 2023.1
- タイトル別名
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Nikkatsu roman porno
日活ロマンポルノ性の美学と政治学
- タイトル読み
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ニッカツ ロマン ポルノ : セイ ノ ビガク ト セイジガク
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注記
その他の著者: キルステン・ケーサ, 菅野優香, 久保豊, 今井瞳良
内容説明・目次
内容説明
低迷する日本映画界に激震をもたらし、性表現の是非をめぐり権力を挑発し、多彩な若手監督を輩出し、現代日本映画の礎のひとつにもなった、作品総数1100以上とも言われる希代未聞・驚天動地のプログラム・ピクチャー(日活ロマンポルノ)とは何だったのか?作品、監督、俳優、そしておなじみ(団地妻)にはじまり、ゲイカルチャーとその周辺、レズビアン・ストリッパー、スウェーデン・ポルノ、わいせつ裁判など、多様にして目覚ましい論点からひもとく(日活ロマンポルノ)の勃興から消沈まで。
目次
- 「SMの女王」谷ナオミ論
- ロマンポルノと人形浄瑠璃の邂逅—『マル秘女郎責め地獄』におけるふたりのヒロイン
- 神代辰巳の音響空間—日活ロマンポルノにみる選曲とアフレコの美学
- 日活ロマンポルノ裁判(一九七二‐一九八〇年)—金儲けのための「汚い」芸術
- レズビアン・ストリッパーと劇場文化—桐かおるの映画
- 日活ロマンポルノのハッテン史—「普通ではない」とされる男たちの勃起
- 金髪アニマルたち—日活ロマンポルノに見る“Swedish Sin”
- 帰ってきた団地妻とその夫—ロマンポルノリターンズ再考
- インタビュー ハートがないと絶対に演じられない 白川和子インタビュー
- “人間を描く”を合言葉にしていた 岡田裕インタビュー
- 性と映像についてワンランク超えた時代 根岸吉太郎インタビュー
- 撮影所は時間との闘い 日活・谷口公浩インタビュー
- 運動体としてのロマンポルノ 日活・金山功一郎インタビュー
- 熱量に圧倒されて呆然とした 日活・高木希世江インタビュー
「BOOKデータベース」 より