マルグリット・ロン : 近代フランス音楽を創ったピアニスト

書誌事項

マルグリット・ロン : 近代フランス音楽を創ったピアニスト

神保夏子著

(叢書ビブリオムジカ = Bibliomúsica)

アルテスパブリッシング, 2023.1

タイトル別名

Marguerite Long : et la naissance de la musique française moderne

タイトル読み

マルグリット ロン : キンダイ フランス オンガク オ ツクッタ ピアニスト

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注記

参考文献: p253-263

内容説明・目次

内容説明

フォーレ、ドビュッシー、ラヴェルはいつから「近代フランス音楽の三大巨匠」とよばれるようになったのか。彼らの名声の背景にはひとりの女性ピアニストがいた。マルグリット・ロン(1874‐1966)である。本書は、3人の作曲家の正典化へのロンの貢献を、彼女の著書、講演、さらに演奏の分析をとおして徹底的に検証。音楽文化の形成における演奏家の役割をあざやかに剔出する!

目次

  • 第1部 カノンとしての“フォーレ・ドビュッシー・ラヴェル”(近代フランス音楽と「三大巨匠」;マルグリット・ロンと「三大巨匠」)
  • 第2部 演奏家と作曲家(フォーレ「以前」;ガブリエル・フォーレとともに;クロード・ドビュッシーとともに;モーリス・ラヴェルとともに)
  • 第3部 「三大巨匠」の成立(パリ音楽院ピアノ科におけるフォーレ、ドビュッシー、ラヴェル;パリ音楽院外におけるロンの教育文化活動)
  • 第4部 伝統と忠実(「忠実さ」の論理;様式とテクニック;「フォーレの伝統」;「伝統」とマニエリスム)

「BOOKデータベース」 より

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