ギャラリーストーカー : 美術業界を蝕む女性差別と性被害

書誌事項

ギャラリーストーカー : 美術業界を蝕む女性差別と性被害

猪谷千香著

中央公論新社, 2023.1

タイトル読み

ギャラリー ストーカー : ビジュツ ギョウカイ オ ムシバム ジョセイ サベツ ト セイヒガイ

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注記

資料編「弁護士からのアドバイス」: p223-227

内容説明・目次

内容説明

コレクター、有名作家、大物評論家、キュレーター。業界の特殊な構造と体質が、若い女性作家を蝕んでゆく。美大卒業後、作家として自らを売り出したいと願い、一人ギャラリーに立つ若い女性作家につきまとうギャラリーストーカー。美術業界の特殊なマーケットゆえに、被害から免れることが極めて難しいという異様な実態がある。孤軍奮闘する若い女性作家につきまとうのは、コレクターだけではない。作家の将来を左右する著名なキュレーター、批評家、美術家など、業界内部の権力者によるハラスメント、性被害も後を絶たない。煌びやかな美術業界。その舞台裏には、ハラスメントの温床となる異常な構造と体質、伝統があった!弁護士ドットコムニュース編集部が総力を挙げて取材した実態と対策のすべて。

目次

  • 第1章 作家に付きまとう人々
  • 第2章 ギャラリーストーカーが野放しになるワケ
  • 第3章 美術業界の権力者による性被害の実態
  • 第4章 教育現場で横行するハラスメント
  • 第5章 美術界の異常なジェンダーバランス
  • 第6章 歴史から消えた女性芸術家
  • 第7章 変革を求めて

「BOOKデータベース」 より

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