キュリー夫人と娘たち : 二十世紀を切り開いた母娘
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キュリー夫人と娘たち : 二十世紀を切り開いた母娘
中央公論新社, 2023.1
- Other Title
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Marie Curie et ses filles
キュリー夫人と娘たち : 二十世紀を切り開いた母娘
キュリー夫人と娘たち : 20世紀を切り開いた母娘
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キュリー フジン ト ムスメ タチ : ニジュッセイキ オ キリヒライタ オヤコ
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主要参考文献: p354-357
Description and Table of Contents
Description
マリー・キュリーは戦う人だった。占領下のポーランドでは病気の母親を抱え、留学したパリでは極貧に喘いだ。苦難の出発であったにもかかわらず、彼女はピエール・キュリーとともに医学と放射能の研究に革命を起こした。一方、一人の女性であり、母親でもあるこの科学者は、情熱の人でもあった。そして、彼女が二人の娘に施した教育は、彼女たちを大いなる運命に導いた。イレーヌは、母親同様、科学の道に進んだ。彼女もまたノーベル化学賞を受賞し、高い意識をもって、女性の権利のための闘いに参加した。妹のエーヴはジャーナリズムと外交の道を選んだ。世界的大ベストセラー『キュリー夫人』の著者である彼女は、ルーズヴェルト夫妻、ガンジー、チャーチルといった著名な人々と交流し、また、ド・ゴールの傍らにあって自由フランス軍で重要な役割を演じた。クロディーヌ・モンテイユは、輝かしくも複雑な運命を背負い、勇気と知性と献身とをもって二十世紀を築いた三人の女性の肖像を描き出している。
Table of Contents
- 第1章 意志の力—ポーランドからフランスへ
- 第2章 科学と愛情—希望と試練
- 第3章 第一次世界大戦—前線のマリーとイレーヌ
- 第4章 アメリカ—夢想を超えた啓示
- 第5章 ある女性科学者の輝きと黄昏
- 第6章 キュリー家の姉妹—暗闇から日の当たる方へ
- 第7章 第二次大戦の混乱の中で生き別れたイレーヌとエーヴ
- 第8章 冷戦下の軋轢で引き裂かれた家族
- 第9章 エーヴ・キュリー—亡くなった人たちへの誠実な行動
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