モーツァルトのオペラ「愛」の発見

書誌事項

モーツァルトのオペラ「愛」の発見

岡田暁生 [著]

(講談社学術文庫, [2760])

講談社, 2023.2

タイトル別名

恋愛哲学者モーツァルト

モーツァルトのオペラ愛の発見

タイトル読み

モーツァルト ノ オペラ「アイ」ノ ハッケン

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注記

「恋愛哲学者モーツァルト」(新潮社, 2008年刊) の改題

文献ならびにCD、DVDガイド: p260-265

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

重厚なベートーヴェンやマーラーに比べ、軽妙洒脱・癒やし音楽の旗手と捉えられがちなモーツァルト。しかしその美しい旋律の陰には、残酷な仕掛けがいくつも潜んでいた—。“後宮からの逃走”〜“魔笛”に至る喜劇オペラの比較と恋愛描写の変遷を、熱狂的モーツァルティアンである著者が、細部に亘って吟味・考察。既存の論評を鮮やかに覆す、画期の書!

目次

  • 第1章 モーツァルトとオペラ史における愛の発見
  • 第2章 愛の勝利—“後宮からの逃走”と青春の輝かしき錯覚
  • 第3章 「昔はあんなに愛し合っていたのに」—“フィガロの結婚”と喜劇の臨界点
  • 第4章 悪人は恋人たちの救世主—“ドン・ジョヴァンニ”と壊れた世界
  • 第5章 臍をかんで大人になる?—“コシ・ファン・トゥッテ”と男女の化学結合
  • 第6章 清く正しく美しく—“魔笛”と市民社会のイデオロギー

「BOOKデータベース」 より

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