教育グローバル化のダイナミズム : なぜ教育は国境を超えるのか

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教育グローバル化のダイナミズム : なぜ教育は国境を超えるのか

ジョエル・スプリング著 ; 山田雄司, 鈴木耕平翻訳者代表

東信堂, 2023.2

タイトル別名

Globalization of education : an introduction

タイトル読み

キョウイク グローバルカ ノ ダイナミズム : ナゼ キョウイク ワ コッキョウ オ コエルノカ

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注記

監訳: 北村友人

原著第2版 (New York : Routledge) を底本としながら、初版本の要素を出来るだけ反映させ翻訳したもの

内容説明・目次

内容説明

教育のグローバル化が謳われて久しい一方、今日の国際情勢は、極右勢力やポピュリストの台頭、移民・難民問題、米中貿易摩擦とその各国への影響といった新たな次元に達している。人は資源とみなされ、その教育もモノとして今や市場に組み込まれている。本書は、教育の経済化ないし企業化として世銀やOECD、WTO、国連、NGOなどの国際機関から質的・量的な効率化を迫られ、様々な教育方法としてEラーニングの台頭、国内の伝統的教育と世界教育基準との葛藤などに言及、グローバル化を概念化する教育の実態を包括的に描いた最新必読文献である。

目次

  • 第1章 教育のグローバル化
  • 第2章 世界銀行—経済教育モデル、教育の経済化、監査国家
  • 第3章 世界教育省と人権教育—OECDと国際連合
  • 第4章 世界貿易機関と高等教育のグローバル化
  • 第5章 グローバルな教育の企業化—利潤獲得の機会と企業化への抵抗
  • 第6章 宗教教育モデルと土着教育モデル—文明の衝突?
  • 第7章 グローバルな労働力—人口移動と「才能のオークション」
  • 第8章 グローバリゼーションと複合思考—教育のグローバル化の理論は存在するのか?

「BOOKデータベース」 より

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