フォークナーのインターテクスチュアリティ : 地方、国家、世界

書誌事項

フォークナーのインターテクスチュアリティ : 地方、国家、世界

田中敬子著

松籟社, 2023.1

タイトル別名

フォークナーのインターテクスチュアリティ : 地方国家世界

William Cuthbert Faulkner

タイトル読み

フォークナー ノ インターテクスチュアリティ : チホウ、コッカ、セカイ

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注記

その他のタイトルはジャケットによる

参考文献: p187-197

内容説明・目次

内容説明

南部というローカルな場所と人びとを管理統制する国家、そして弱者支配や搾取が拡大されていく世界。視野を縦横に伸縮させながら、フォークナーが書き継いできたものとは。中・後期作品を中心に精読しつつ、それらのインターテクスチュアリティを改めて検討することで、フォークナー作品が到達した地平を検証する。

目次

  • 第1章 フォークナーのフランス—芸術、父権制、植民地(初期の詩、ニューオーリンズ、そしてパリ;『これら十三篇』のフランス ほか)
  • 第2章 『村』—パロディを超えて(『村』がパロディ化するもの;パロディの行き着くところ)
  • 第3章 『行け、モーセ』の混沌—名前、系図、父権(アイザック・マッキャスリンの系譜;人種と階級 ほか)
  • 第4章 記憶の形と継承—『尼僧への鎮魂歌』(手紙と署名;公的記録と芸術家 ほか)
  • 第5章 『寓話』と越境(軍隊と群衆;『これら十三篇』の第一次世界大戦と『寓話』 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD00744433
  • ISBN
    • 9784879844347
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    213p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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