ことばとかたち : キリスト教図像学へのいざない

書誌事項

ことばとかたち : キリスト教図像学へのいざない

西野嘉章著

東京大学出版会, 2023.1

タイトル別名

The rules of iconography : introduction to the christian art

タイトル読み

コトバ ト カタチ : キリストキョウ ズゾウガク エノ イザナイ

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注記

その他のタイトルは標題紙裏による

参考文献抄録: p308-312

内容説明・目次

内容説明

言と像が織りなす、永遠なる世界のヴィジョンへ。中世から近世にわたるキリスト教美術の主だった主題をとりあげ、造形美術を読み取るための基礎知識と読解の楽しみを伝える。著者によるキリスト教図像学研究の集大成。

目次

  • 第1章 「ことば」と、「かたち」と、とりあえず、前段として
  • 第2章 キリストの母マリアをどのように位置づけたらよいのか?聖母か?神母か?生神女か?
  • 第3章 水面の「かたち」をどのように表現したらよいのか?伝統継承と刷新実現の二者択一のなかにあって
  • 第4章 聖史伝の「ことば」をどのように探索したらよいのか?「正典」でなければ、「外典」か?「受難伝文学」か?
  • 第5章 終末世界の「かたち」をどのように解読したらよいか?東方ギリシャ教会型か?西方ラテン教会型か?あるいは両者の融合型か?
  • 第6章 マリアの無原罪性をどのように造形したらよいのか?教義の変遷、図像の変容、異教の混入
  • 補遺1 基礎知識として、近代美術史学の流れを概観する
  • 補遺2 キリスト教の歴史を知るにはなにを読むべきか?
  • 補遺3 「ことば」と「かたち」—中世写本美術講義録

「BOOKデータベース」 より

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