漢王朝の祭祀と儀礼の研究

書誌事項

漢王朝の祭祀と儀礼の研究

目黒杏子著

京都大学学術出版会, 2023.2

タイトル別名

汉朝的国家祭祀与礼仪

タイトル読み

カンオウチョウ ノ サイシ ト ギレイ ノ ケンキュウ

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注記

中国語タイトルはp612による

内容説明・目次

内容説明

祭祀を通じて顕現する中国皇帝像。前漢・後漢時代、皇帝は祭祀の実践によって国家の秩序と安寧をはかるが、両漢時代の祭祀の実態は十分に明らかではない。祭儀と祭祀場の分析を通じて、多様な思惟によって「皇帝」像がつくりあげられていく過程を解明する。

目次

  • 漢王朝の礼制・儀礼・祭祀
  • 第1部 郊祀制の展開—祀場構造と儀礼を中心に(前漢武帝期における郊祀制の成立;王〓「元始儀」の構造—前漢末における郊祀の変化;後漢郊祀制と「元始故事」;夏至の儀礼—「元康五年詔書冊」再考)
  • 第2部 武帝の封禅と巡幸(前漢武帝の封禅—政治的意義と儀礼の考察;封禅儀礼の創出;前漢武帝の巡幸—祭祀と皇帝権力の視点から;前漢における上帝・山川祭祀の体系と展開)
  • 第3部 酎祭と両漢宗廟制(前漢前半期の酎祭;前漢後半期における宗廟制の変容;後漢の酎祭と宗廟制)
  • 前漢末礼制改革の来し方と行く末

「BOOKデータベース」 より

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