Bibliographic Information

穴と境界 : 存在論的探究

加地大介著

(現代哲学への招待 / 丹治信春監修, . Japanese philosophers)

春秋社, 2023.1

増補版

Other Title

Holes and boundaries : an ontological Investigation

Title Transcription

アナ ト キョウカイ : ソンザイロンテキ タンキュウ

Available at  / 36 libraries

Note

参考文献: 巻末p7-11

Description and Table of Contents

Description

実体や普遍といった哲学の大問題ではなく、マイナーな対象にこそ存在の秘密は開示される。私たちの身近にありながら、存在と無、具体と抽象、物質と非物質、「もの」と「こと」のはざまでうごめく穴と境界という奇妙なやつらの分析をとおして、読者を存在論の世界へと導く野心作。本書刊行後の反響と発展をまとめた追記「『穴と境界』発行から復刊に至るまで」を増補し、ますます充実。

Table of Contents

  • 第1章 存在のかたち(現代形而上学をとりまく事情と存在論;三つの現代的カテゴリー論 ほか)
  • 第2章 穴(穴は存在するか;穴は回るか ほか)
  • 第3章 境界(なぜ境界は重要なのか(1)—実体の独立性;なぜ境界は重要なのか(2)—実体の自己連結性 ほか)
  • 付論 形式存在論の現代的展開(哲学的フォーマル・オントロジー;工学的フォーマル・オントロジー ほか)

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Details

  • NCID
    BD0103997X
  • ISBN
    • 9784393329078
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xii, 233, 11p
  • Size
    20cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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