幕末・明治期の巷談と俗文芸 : 女盗賊・如来の化身・烈女
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幕末・明治期の巷談と俗文芸 : 女盗賊・如来の化身・烈女
花鳥社, 2023.2
- タイトル別名
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幕末明治期の巷談と俗文芸 : 女盗賊如来の化身烈女
- タイトル読み
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バクマツ・メイジキ ノ コウダン ト ゾクブンゲイ : オンナ トウゾク・ニョライ ノ ケシン・レツジョ
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関連文献リスト: p659-688
内容説明・目次
内容説明
伝承の起源と展開をたどる。風聞や伝説から生じる巷談は、戯作や歌舞伎、講談、落語などの文芸・芸能とどのように関わり合っているのか。“鬼神のお松”“お竹大日如来”“烈女おふじ”―三つの題材から実例を丹念に検証。流動し変容を続ける巷談の実体に迫る!
目次
- 巷談研究という視点―問題設定と研究史の整理
- 第1部 ちょんがれ「鬼神のお松」の展開(門付芸能「ちょんがれ」攷―芸態と内容の変遷;「鬼神のお松」の原型―薄物唄本の諸本;歌舞伎への登場―部分的「趣向」から「世界」へ ほか)
- 第2部 「お竹大日如来」伝承と俗文芸(起源の考証(一)―江戸の名主佐久間家・馬込家との関わりを中心に;起源の考証(二)―江戸出開帳と出羽三山信仰をめぐって;江戸文人の見た「お竹大日」伝承―日記と考証随筆を中心に ほか)
- 第3部 「烈女おふじ」像の生成と展開―「烈女の時代」としての幕末・明治(「烈女おふじ」像の生成―風聞の流布と成長;明治前期の展開―漢文体伝記と和文の女訓;『女学雑誌』とその時代―「忠貞不二秘録」をめぐって ほか)
「BOOKデータベース」 より