メディアと社会の連環 : ルーマンの経験的システム論から Communicative systems in the mass-media and society : on the autopoietic system theory of Niklas Luhmann

書誌事項

メディアと社会の連環 : ルーマンの経験的システム論から = Communicative systems in the mass-media and society : on the autopoietic system theory of Niklas Luhmann

佐藤俊樹著

東京大学出版会, 2023.2

タイトル読み

メディア ト シャカイ ノ レンカン : ルーマン ノ ケイケンテキ システムロン カラ = Communicative systems in the mass-media and society : on the autopoietic system theory of Niklas Luhmann

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注記

文献: 巻末pvii-xix

内容説明・目次

内容説明

ルーマンの思考が切り開く新たな社会学の地平。とかく難解・きわめて抽象的、とされてきたニクラス・ルーマンの理論を誰でも使える・わかるものとして展開し、現代の複雑な社会の深奥へ光を投げる。ルーマン理解を根底的に組み換え、現代社会学の隘路を突破する画期的な試み。

目次

  • 序論 経験的システム論への転回 社会学における理論の地平とマスメディア
  • 1 メディアと社会(サブカルチャー/社会学の非対称性と批評のゆくえ「世界を開く魔法」社会学編;制度と技術と民主主義 ネット社会の政治システム;世論と世論調査の社会学「前面化」と「潜在化」の現在と未来 ほか)
  • 2 システムの公理系(自己産出系の公理論 システム論のsyntaxとsemantics;自己産出系のセマンティクス あるいは沈黙論の新たな試み;回帰的なネットワーク 社会の自己産出系の解説1 ほか)
  • 3 システムとネットワーク(ネットワークの境界性「第三世代」システム論からの考察;オートポイエティック・システム論から組織を見る「二次の観察」としての理論の射程;M・ウェーバーの「失われた一〇年」『マックス・ウェーバー全集』(MWG)が開く新たな世界)

「BOOKデータベース」 より

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