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卑弥呼とヤマト王権

寺沢薫著

(中公選書, 134)

中央公論新社, 2023.3

タイトル読み

ヒミコ ト ヤマト オウケン

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内容説明・目次

内容説明

盟主不在の「倭国乱」ののち、三世紀初頭、卑弥呼を初代大王として奈良盆地東南部の纒向の地にヤマト王権は誕生した。本書では纒向遺跡から出土した数々の遺構と遺物を詳細に紹介し、この遺跡がヤマト王権の最初の大王都だったことを明らかにする。王権はいかなる背景のもとに、どのような経緯をへて成立したのか。考古学の成果と中国史書の精読から導き出された、東アジア世界におけるこの国の国家形成史の新しい枠組みを提示する。

目次

  • 第1章 纒向遺跡論
  • 第2章 日本国家の起源を求めて
  • 第3章 王権誕生への道
  • 第4章 王権の系譜と継承
  • 第5章 卑弥呼共立事情
  • 第6章 卑弥呼とその後

「BOOKデータベース」 より

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