宮澤賢治×旭川 : 心象スケッチ「旭川。」を読む

書誌事項

宮澤賢治×旭川 : 心象スケッチ「旭川。」を読む

松田嗣敏著

未知谷, 2023.3

タイトル別名

宮澤賢治×旭川 : 心象スケッチ旭川を読む

タイトル読み

ミヤザワ ケンジ カケル アサヒカワ : シンショウ スケッチ「アサヒカワ。」オ ヨム

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注記

宮澤賢治作《心象スケッチ作品「旭川。」関連》主要参考文献目録: p346-363

内容説明・目次

目次

  • 作品以前
  • 作品の印象
  • 旭川。
  • 植民地風の
  • こんな小馬車に
  • 朝はやく
  • ひとり乘ることのたのしさ
  • 「農事試驗場まで行って下さい。」「六條の十三丁目だ。」
  • 馬の鈴は鳴り馭者は口を鳴らす。
  • 黒布はゆれるしまるで十月の風だ。
  • 一列馬をひく騎馬從卒のむれ、
  • この偶然の馬はハックニー たてがみは火のやうにゆれる。
  • 馬車の震動のこころよさ
  • この黒布はすべり過ぎた。もっと引かないといけない
  • こんな小さな敏渉な馬を
  • 朝早くから私は町をかけさす
  • それは必ず無上菩提にいたる
  • 六條にいま曲れば
  • おヽ落葉松 落葉松 それから青く顫えるポプルス この辺に來て大へん立派にやってゐる 殖民地風の官舎の一ならびや旭川中學校
  • 馬車の屋根は黄と赤の縞で もうほんたうにジプシイらしく こんな小馬車を 誰がほしくないと云はうか。
  • 乘馬の人が二人來る
  • そらが冷たく白いのに この人は白い歯をむいて笑ってゐる。
  • バビロン柳、おほばことつめくさ。みんなつめたい朝の露にみちてゐる。

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0110772X
  • ISBN
    • 9784896426861
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    372p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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