グローバル幕末史 : 幕末日本人は世界をどう見ていたか
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グローバル幕末史 : 幕末日本人は世界をどう見ていたか
(草思社文庫, [ま3-1])
草思社, 2023.2
- タイトル読み
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グローバル バクマツシ : バクマツ ニホンジン ワ セカイ オ ドウ ミテ イタカ
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注記
2015年刊の加筆修正
主要参考文献: 巻末
シリーズ番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
幕末、日本は欧米列強の圧倒的武威に屈し、開国した。国内に攘夷思想が吹き荒れる中、幕府、薩摩、長州は各々どういう攘夷戦略で列強に対峙したか。また、欧米との貿易が始まると、幕府は軍需品の輸入利権を独占し、これに反発する薩摩は直接貿易を求めて英国に接近する。さらに、幕府が海外視察団を派遣すると、薩長も藩士を欧州に送り込み、幕末抗争はグローバルな展開を見せてゆく。—国際的視点から幕末史を捉えなおす意欲作。
目次
- 第1章 幕末以前の日本人の世界観—小中華帝国「日本」
- 第2章 幕府、和親条約で開国せず—鎖国死守への執念
- 第3章 幕府の積極的「開国」戦略—未来攘夷という思想
- 第4章 長州藩の世界観—過激攘夷の深層
- 第5章 薩摩藩の世界観—斉彬・久光に見る現実主義
- 第6章 幕末「武器・軍艦貿易」—輸入利権をめぐる幕薩対立
- 第7章 日本人、海を渡る—使節団・留学生が見た世界
- 第8章 幕末「極秘渡航」—長州ファイブと薩摩スチューデント
- 第9章 ロンドン薩長同盟—幕末史を動かした留学生ネットワーク
「BOOKデータベース」 より