死と生の仏教哲学 : 親鸞と空海を読む
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死と生の仏教哲学 : 親鸞と空海を読む
(角川選書, 665)
KADOKAWA, 2023.3
- タイトル読み
-
シ ト セイ ノ ブッキョウ テツガク : シンラン ト クウカイ オ ヨム
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注記
参考文献一覧: p294-297
内容説明・目次
内容説明
生まれると同時に、誰もが死への旅を歩み始める。誕生・成長・消滅の逃れられないサイクルには、いかなる意味があるのか。阿弥陀仏の存在を通じ、生死を超越する静寂としての「浄土」をみた親鸞『正信偈』。「空」という自己否定の思想により、世界が大日如来の身体として聖化されることを説いた空海『即身成仏義』。自らの老いと死、身近な人の死、留まることのない時間を冷徹に見つめ、日本仏教の礎を築いた二大巨人と対話する仏教哲学。
目次
- 第1章 インド思想から日本仏教へ
- 第2章 日本仏教の二つの典型—親鸞と空海
- 第3章 生命の意味と他者の存在
- 第4章 親鸞『正信偈』を読む—死と浄土(第一段 無量の光明と寿命;第二段 法蔵菩薩の修行の始まり;第三段 法蔵菩薩の修行の成就;第四段 釈迦の教え;第五段 浄土教の歴史)
- 第5章 空海『即身成仏義』を読む—世界の聖化(即身成仏とは何か;第一頌第一句 世界の構成要素;第一頌第一句 諸要素と身体;第一頌第二句 世界とマンダラ;第一頌第三、四句 仏と衆生;第二頌 成仏)
- 終章
「BOOKデータベース」 より