柄谷行人対話篇
著者
書誌事項
柄谷行人対話篇
(講談社文芸文庫, [かB20])
講談社, 2023.3
- 3 : 1989-2008
- タイトル別名
-
ダイアローグ
- タイトル読み
-
カラタニ コウジン タイワヘン
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注記
底本: 『ダイアローグ 4』 (第三文明社 1991年刊), 『ダイアローグ 5』 (第三文明社 1998年刊), 『新潮』 (2000年3月号), 『NAM生成』 (NAM 2001年刊), 『文學界』 (2008年11月号)
シリーズ番号はブックジャケットによる
収録内容
- 「意識と自然」からの思考 / 三浦雅士 [対談]
- 坂口安吾と文学のふるさと / 島田雅彦 [対談]
- 畏怖あるいは倫理の普遍性 / 大西巨人 [対談]
- 現代文学をたたかう / 高橋源一郎 [対談]
- 中上健次・時代と文学 / 川村二郎 [対談]
- 友愛論 : 夏目漱石・中勘助・中上健次 / 富岡多惠子 [対談]
- 文学の志 / 後藤明生 [対談]
- 世界資本主義に対抗する思考 / 山城むつみ [対談]
- 時代閉塞の突破口 / 村上龍 [対談]
- 「蟹工船」では文学は復活しない / 黒井千次, 津島佑子 [対談]
内容説明・目次
内容説明
『探究2』刊行後に再開された連載「探究3」は執筆の過程で『トランスクリティーク』へと変容する。元号が平成となったばかりのバブル景気絶頂期から、リーマン・ショックなどの影響による世界的な景気低迷の時期までに文学者とかわされた対話十篇を収録。ありとあらゆる問題を文学として思考しつづけてきた批評家が、資本への対抗を企図し実践した二十年間が刻印された対話集。
目次
- 「意識と自然」からの思考—三浦雅士
- 坂口安吾と文学のふるさと—島田雅彦
- 畏怖あるいは倫理の普遍性—大西巨人
- 現代文学をたたかう—高橋源一郎
- 中上健次・時代と文学—川村二郎
- 友愛論—夏目漱石・中勘助・中上健次—富岡多惠子
- 文学の志—後藤明生
- 世界資本主義に対抗する思考—山城むつみ
- 時代閉塞の突破口—村上龍
- 『蟹工船』では文学は復活しない—黒井千次・津島佑子
「BOOKデータベース」 より