井上哲次郎と「国体」の光芒 : 官学の覇権と「反官」アカデミズム
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井上哲次郎と「国体」の光芒 : 官学の覇権と「反官」アカデミズム
白水社, 2023.4
- タイトル別名
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井上哲次郎と国体の光芒 : 官学の覇権と反官アカデミズム
- タイトル読み
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イノウエ テツジロウ ト コクタイ ノ コウボウ : カンガク ノ ハケン ト ハンカン アカデミズム
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注記
学位請求論文「東京帝国大学を中心とする知識人ネットワークにおける日露戦争以降の国民統合言説の変容 : 井上哲次郎と東亜協会を中心として」 (東京都立大学) を書籍化したもの
参考文献: 巻末p5-17
内容説明・目次
内容説明
官学アカデミズムは、煩悶青年が社会問題化した日露戦後、生命主義に傾倒していく。他方、早稲田の漢学を中心とした私学勢は、南北朝正閏問題や宮中某重大事件、大東文化学院の運営をめぐって、官学アカデミズムが彫琢した「国体論」を揺さぶる。その先にあったのは…
目次
- 序章
- 第1章 官学アカデミズムの舞台転換
- 第2章 生命主義の蹉跌
- 第3章 歴史への回帰
- 第4章 デモクラシーの時代へ
- 第5章 青史と稗史の交錯
- 補章
- 終章 井上哲次郎の死
「BOOKデータベース」 より