フッサール志向性の哲学

書誌事項

フッサール志向性の哲学

富山豊著

青土社, 2023.3

タイトル別名

Husserl's philosophy of intentionality

フッサール : 志向性の哲学

タイトル読み

フッサール シコウセイ ノ テツガク

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注記

博士論文「フッサール初期・中期志向性理論における意味と対象」 (東京大学, 2016年) を元にしたもの

参考文献: piii-vi

内容説明・目次

内容説明

〜について思い出す、〜に対して愛憎を抱く、〜を欲する、〜であると信じる、〜と想像する…、わたしたちの心の動きは決してそれ自体では成立せず、必ずなんらかの対象に向かっている。わたしたちの経験の核にある対象への向き=「志向性」とはいかなるものか。分析哲学・論理学の哲学者たちの思想を補助線に、「生」と「知」の交差するフッサールの画期的な概念をていねいに紐解く、唯一無二の入門書。

目次

  • 序章 経験する「生」の本性としての志向性
  • 第1章 志向性の謎―思考が何かについてのものであるとはいかなることか
  • 第2章 志向性と真理―真偽に関与するものとしての「対象」
  • 第3章 意味と対象―我々はどのように「対象」への関わりを手にするのか
  • 第4章 意味と作用―意味は心の中にあるのか
  • 終章 「現象学」は何をするものだったのか

「BOOKデータベース」 より

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