グローバル課題としての難民再定住 : 異国にわたったシリア難民の帰属と生存基盤から考える

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グローバル課題としての難民再定住 : 異国にわたったシリア難民の帰属と生存基盤から考える

望月葵著

ナカニシヤ出版, 2023.3

Title Transcription

グローバル カダイ トシテノ ナンミン サイテイジュウ : イコク ニ ワタッタ シリア ナンミン ノ キゾク ト セイゾン キバン カラ カンガエル

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Note

博士論文 (京都大学, 2022年) をもとに、加筆・修正を加えたもの

参考文献: p201-233

Description and Table of Contents

Description

シリア難民問題を精査し、国際社会の役割を問い直す。ヨルダン・ドイツ・スウェーデンでのフィールド調査により、難民が再定住地で生存基盤を再構築する過程を考究。

Table of Contents

  • 序論 難民危機の時代を問い直す
  • 第1章 難民の生存基盤と帰属をめぐる諸問題(「難民」とは誰か;現代の国際難民レジームの形成と中東地域 ほか)
  • 第2章 現代シリアの権威主義体制の形成と「国民国家」としての限界(現代シリアの国民国家体制の形成過程;シリア内戦とシリア難民問題の発生 ほか)
  • 第3章 シリアの隣邦ヨルダンにおけるシリア難民の受け入れ(シリア難民問題以前のヨルダンの難民政策;シリア難民問題におけるヨルダンの政治的ホスピタリティーとそのねらい ほか)
  • 第4章 欧州難民受入国の国家としての存立基盤(移民・難民国家の性質;移民・難民政策に影響を及ぼす福祉レジーム―ドイツ、スウェーデンを中心に ほか)
  • 第5章 ヨーロッパのシリア難民政策の展開と受入社会への包摂―ドイツ、スウェーデンの事例(ドイツとスウェーデンの難民政策の変遷;「欧州難民危機」における人道主義の展開 ほか)

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Details

  • NCID
    BD01441244
  • ISBN
    • 9784779517181
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    京都
  • Pages/Volumes
    vii, 240p, 図版 [2] 枚
  • Size
    22cm
  • Classification
  • Subject Headings
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