中世神祇講式の文化史

書誌事項

中世神祇講式の文化史

星優也著

法藏館, 2023.2

タイトル別名

『神祇講式』の生成と変貌 : 「中世神道と神楽」研究のために

タイトル読み

チュウセイ ジンギ コウシキ ノ ブンカシ

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注記

2018年11月佛教大学提出博士学位請求論文「『神祇講式』の生成と変貌--〈中世神道と神楽〉研究のために」をもとにしたもの

二〇二二年度日本学術振興会科学研究費研究成果公開促進費(課題番号22HP5019)の助成を受けたもの

内容説明・目次

内容説明

神楽における中世から、近世へ!中世の仏教儀礼書であった神祇講式は、伝播した地域で独自に読み解かれ、在地の宗教文化を創り出した。中世神仏信仰と修験、神楽の関係を問い直す注目の書。

目次

  • 序章 研究史の整理と本書の位置
  • 第1部 『神祇講式』の儀礼世界(神冥論―『神祇講式』「廻向発願」段をめぐって;諸社瑞籬は則ち厳浄仏土なり―『神祇講式』の社壇浄土説;大日印文・第六天魔王神話―中世神話としての『神祇講式』)
  • 第2部 『神祇講式』の流布と展開(解脱上人・神冥・太子伝―文保太子伝と『神祇講式』;熱田神と魔界廻向―真福寺蔵『熱田講式』をめぐって;津軽岩木山縁起の生成―安倍仲満撰『十坊縁起』を読む)
  • 第3部 『神祇講式』と神楽・祭文(講式から祭文へ―『神祇講秘式』論;三輪流神道の神楽―『神祇講式』と『神楽大事』を中心に;『神祇講式』と神楽・祭文―奥三河と南九州;本書の成果と課題)

「BOOKデータベース」 より

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