質的研究アプローチの再検討 : 人文・社会科学からEBPsまで
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質的研究アプローチの再検討 : 人文・社会科学からEBPsまで
勁草書房, 2023.3
- タイトル読み
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シツテキ ケンキュウ アプローチ ノ サイケントウ : ジンブン シャカイ カガク カラ EBPs マデ
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文献:p346〜371
内容説明・目次
内容説明
質的研究はどのように説得性を確保しているのか。KKV論争をふまえて分野横断的に問題提起に対する応答を整理し、社会科学方法論をアップグレードする。
目次
- なぜ質的研究アプローチを再検討すべきなのか
- 質的研究方法論を再検討する契機としてのKKV
- KKV論争の後で質的研究者は何を考えるべきか―論争の整理と総括
- 個別事例研究は何を目指すのか―歴史研究における質的アプローチ
- 教育研究における質的研究方法論の位置―教育社会学の視座から
- 「量」対「質」をプラグマティックに乗り越える―生成的因果、GTA、移転可能性
- なぜ政策学では1事例のみの研究であっても評価されるのか
- 事例の観察と知見の一般性の関係―会話分析の場合
- 質と量はいかに関わりあうか―現代将棋における棋士とソフトの相互作用をめぐって
- 社会学における「素朴な折衷主義」はなぜ(あえて?)「失敗」してきたのか―“データサイエンス”状況を追い風としつつ、やり過ごすために
- Evidence−Based Practicesにとって「良いエビデンス」とは何か―統計的因果推論と質的知見の関係を掘り下げる
- 「質的」「量的」をめぐる社会科学方法論争の整理―科学哲学の視点から
「BOOKデータベース」 より