声に出して読みたい古事記
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声に出して読みたい古事記
(草思社文庫, [さ1-12])
草思社, 2023.4
- タイトル読み
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コエ ニ ダシテ ヨミタイ コジキ
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注記
単行本: 2014年刊
シリーズ番号はブックジャケットによる
主な参考・引用文献: p253
内容説明・目次
内容説明
齋藤先生いわく「古事記を声に出して読むことで、日本語本来の力を感じ取ることができる。日本語のふるさとを訪ね、古代人の心に近づいていける。古代人の感覚・世界観を愉しむことができる―」。「イザナキとイザナミ」「天の岩屋戸隠れ」「因幡の白兎」などなど…知っているようで知らない有名な逸話を原文で味わう。「臣安萬侶言す(やつかれやすまろまおす)」で始まるこの日本国創成の話は、不思議な日本語の力を持っている。
目次
- 序文 乾坤初めて分かれて参神造化の首と作り
- 独り身の神々の誕生―みな独神と成り坐して、身を隠したまふ
- イザナキとイザナミ、国を生む―身の成り合はぬ処に刺し塞ぎて、国土を生み成さむ
- イザナキ、黄泉の国をめぐる―吾と汝と作れる国、いまだ作り竟へず。故、還るべし
- アマテラスオホミカミ、禊ぎによって生まれる―左の御目を洗ひたまふ時に成りませる
- 天の石屋戸に隠れる―天照大御神、天の石屋の戸を開きて刺しこもり坐す
- スサノヲ、ヤマタノオロチを退治する―十拳の釼を抜き、その虵を切り散りたまひし
- オホクニヌシ、因幡の白兎を助ける―輾い転ばば、汝が身、本の膚の如く、かならず差えむ
- オホクニヌシ、四つの試練に耐える―逃げ出でます時に、天の沼琴樹に払れて地動み鳴りき
- アマテラス、国譲りを迫る―この葦原中国は、天つ神の御子の命のまにまに献らむ〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より