ベンヤミンの歴史哲学 : ミクロロギーと普遍史

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ベンヤミンの歴史哲学 : ミクロロギーと普遍史

宇和川雄著

(関西学院大学研究叢書, 第253編)

人文書院, 2023.3

タイトル読み

ベンヤミン ノ レキシ テツガク : ミクロロギー ト フヘンシ

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注記

参考文献: p324-349

収録内容

  • 序章
  • 形態と歴史
  • 文献学と歴史
  • 寓意と歴史
  • 原型と歴史
  • 技術と歴史
  • 言語と歴史
  • 終章

内容説明・目次

内容説明

個物の救済からすべての人間を言祝ぐ“真の普遍史”へ。「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのか―ドイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。「些細なものへの畏敬心」を胸に“真の普遍史”を追求した思想家の姿を、新たな角度から描き上げた画期的論考。

目次

  • 第1章 形態と歴史―ベンヤミンのグンドルフ批判
  • 第2章 文献学と歴史―グリムからベンヤミンへ
  • 第3章 寓意と歴史―ベンヤミンにおける「救済史」の理念
  • 第4章 原型と歴史―ベンヤミンのクラーゲス読解
  • 第5章 技術と歴史―ルカーチからベンヤミンへ
  • 第6章 言語と歴史―ベンヤミンにおける「普遍史」の理念

「BOOKデータベース」 より

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