コヘレトと黙示思想
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コヘレトと黙示思想
教文館, 2023.3
- タイトル読み
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コヘレト ト モクシ シソウ
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注記
参考文献: p267-311
内容説明・目次
内容説明
荒廃した時代に、いかなる知恵で対峙するか?希望を失い、歴史の「終わり」を渇望する黙示思想に抗い、「終末は無い」と主張するコヘレト。「時」「飲み食い」「ヘベル」などをモチーフに、皮肉や逆説を駆使して説くその「救済」とは?厭世的な書という誤解を解き、コヘレト書の真実に光を投ずる。
目次
- 第1部 総論―コヘレト書と黙示思想(黙示思想とコヘレト書―序論的考察;黙示の起源は預言か知恵か―黙示とは何か;黙示、預言、知恵―決定論をめぐって;「黙示」概念の根源をめぐる考察―旧約と新約をつなぐもの)
- 第2部 各論―コヘレト書をめぐる諸考察(コヘレトの思想的戦略―コヘ3:1‐17をめぐる考察;最悪のシナリオを想定して―コヘ11:1‐6をめぐる考察;コヘレト書における「謎解き」―コヘ7:23‐29の解釈をめぐって;コヘレト書の反黙示思想―二つの詩文(コヘ1:3‐11/12:2b‐7)をめぐって;コヘレト書の構成と統一性をめぐって ほか)
- 付録 書評
「BOOKデータベース」 より