あらわれを哲学する : 存在から政治まで

書誌事項

あらわれを哲学する : 存在から政治まで

荒畑靖宏, 吉川孝編著

晃洋書房, 2023.3

タイトル読み

アラワレ オ テツガク スル : ソンザイ カラ セイジ マデ

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内容説明・目次

内容説明

世界は、その根本のところで、(なにかが・なにかに対して・なにかとしてあらわれる)というあり方をしているのではないか。これが私たちの直観である。そしてこの直観は、さらなる哲学的探究へと開かれていく。

目次

  • 第1部 ある(存在と真理;存在と真理における「多と一」;無と持続―メルロ=ポンティによるベルクソン批判を巡って)
  • 第2部 あらわれる(意識を意識する―「意識」概念への媒介論的アプローチ;体験の一回性について;像はどのようにあらわれるのか―フッサールの像意識論を解釈して擁護する;魔術とは何か―自然主義的アプローチ)
  • 第3部 かんがえる(デカルトと合理主義の臨界;哲学は遅れて―メルロ=ポンティと構造の問い;認識と倫理―水俣から問われる哲学)
  • 第4部 よくいきる(現れを迎え入れるという倫理;レヴィナスにおける悪と責任;私は「私」から出られるのか)
  • 第5部 ともにある(喪失という撹乱―死別を中心に;不可視性と共同体の倫理―アウグスティヌス「説教」九九における聖書解釈から;自由と政治(ただ共にある)ことを護る)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD01565917
  • ISBN
    • 9784771037076
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xxiv, 270, viip
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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