飢えた者たちのデモクラシー : レヴィナス政治哲学のために

書誌事項

飢えた者たちのデモクラシー : レヴィナス政治哲学のために

松葉類著

ナカニシヤ出版, 2023.3

タイトル別名

The democracy of the hungry : towards a political philosophy by Levinas

飢えた者たちのデモクラシー : レヴィナス政治哲学のために

タイトル読み

ウエタ モノ タチ ノ デモクラシー : レヴィナス セイジ テツガク ノ タメ ニ

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注記

欧文タイトルは英文要約による

博士論文 (京都大学, 2020年提出) を一般の読者に向けて全面改稿したもの

参考文献: p229-243

内容説明・目次

内容説明

国家において、国家の彼方へ向かうことはできるのか?レヴィナスは、「他者たち」とともに政治の意味を問う政治哲学の思想家である―第三者、制度、物質主義、動物性、ユートピア、国家、不協和、無始原といった光源によって、「倫理」と「政治」を結びつけるレヴィナス政治哲学の輪郭を浮かび上がらせる。

目次

  • 第1部 複数性(正義における主体性―第三者論の再検討;困難な相互性―ブーバーとともに;制度における市民たち―ヴァール、リクールとともに)
  • 第2部 物質性(飢えの切迫と死への時間―フランクとともに;よりよいものへ向かうユートピア的時間性―ブロッホとともに;物質主義とユダヤ的普遍主義―キリスト教、マルクス主義とともに;人間主義の動物性―生態学とともに)
  • 第3部 デモクラシー(デモクラシーにおける主体性―デリダ、ホッブズとともに;不協和のデモクラシー―クセナキスとともに;国家の彼方のデモクラシー―アバンスールとともに;結論)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BD0160591X
  • ISBN
    • 9784779515811
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xii, 251p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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