「小説を読む」とは、「自己を読むこと」なり : 近代文学定番教材へのアプローチ
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「小説を読む」とは、「自己を読むこと」なり : 近代文学定番教材へのアプローチ
右文書院, 2023.3
- タイトル別名
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「小説を読む」とは、「自己を読むこと」なり
小説を読むとは自己を読むことなり
- タイトル読み
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ショウセツ オ ヨム トワ ジコ オ ヨム コト ナリ : キンダイ ブンガク テイバン キョウザイ エノ アプローチ
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内容説明・目次
目次
- 1 『羅生門』の読解—“作者”と末尾との関わり
- 2 『城の崎にて』の読解—語る「自分」と語られる「自分」
- 3 「語り手の気づきと変容」—クライエントとしての語り手・李徴
- 4 小説『こころ』の分析—その構造から(先生の贖罪、そして「私」の贖罪)
- 5 『夢十夜 第六話』再考—「それで…略解った」と言ってしまう教育ある者の危うさ
- 6 太田豊太郎—「弱くふびんなる心」をめぐって
- 7 小説『高瀬舟』考—人情家「同心庄兵衛」と「オオトリテエ」
- 8 夏目漱石の思想の現在—「自己本位・私の個人主義・そして則天去私へ」(附)『こころ』のKのモデルについて
- 9 これからの高等学校の小説教材における試み—「テクスト論」応用の可能性
- 10 堀辰雄『曠野』—光と影の演出
「BOOKデータベース」 より