あいまい化する「当事者」たち : 韓国セクシュアル・マイノリティ運動から考えるコミュニティの未来
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あいまい化する「当事者」たち : 韓国セクシュアル・マイノリティ運動から考えるコミュニティの未来
春風社, 2023.2
- タイトル別名
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あいまい化する当事者たち : 韓国セクシュアルマイノリティ運動から考えるコミュニティの未来
- タイトル読み
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アイマイカ スル「トウジシャ」タチ : カンコク セクシュアル・マイノリティ ウンドウ カラ カンガエル コミュニティ ノ ミライ
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注記
学位論文「韓国におけるセクシュアル・マイノリティ運動と「あいまいな当事者性」戦略 : エンパワメントの視点からの考察」(立教大学, 2020年) を書籍化したもの
引用文献・参考文献リスト: p173-196
内容説明・目次
内容説明
見えない声を聴く―歴史・宗教的にジェンダー格差が根深い韓国において、LGBTをはじめとするセクシュアル・マイノリティたちは如何にして自己のアイデンティティを確立し、社会的立場を獲得していったのか。1990年代以降の韓国の「セクシュアル・マイノリティ運動」の萌芽、変遷の検討から、マイノリティたちが団体や居場所を隠れ蓑として自ら“当事者”であることをあいまいにすることで自己を守りながらも、自分たちが抱える問題を可視化し、社会変革を起こしてきた様子を浮かび上がらせる。
目次
- 序章 エンパワメントの視点からみる韓国のセクシュアル・マイノリティ運動
- 第1章 韓国におけるセクシュアル・マイノリティの差別状況と運動―先行研究から
- 第2章 セクシュアル・マイノリティ個人の肯定化―「非認知ニーズ」の当事者性
- 第3章 セクシュアル・マイノリティ当事者の可視化と活動の変容―当事者性の獲得
- 第4章 「あいまいな当事者性」戦略―社会変革を目指して
- 第5章 セクシュアル・マイノリティ運動の新たな動き―「あいまいな当事者性」戦略の現状
- 終章 新たなコミュニティの創造によるエンパワメント
「BOOKデータベース」 より