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近代数寄者の茶の湯

熊倉功夫著

(中公文庫, [く-18-4])

中央公論新社, 2023.4

タイトル別名

近代数寄者の茶の湯

タイトル読み

キンダイ スキシャ ノ チャノユ

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注記

単行本: 河原書店 1997年刊

思文閣出版 2017年刊を底本とし、加筆修正

シリーズ番号はブックジャケットによる

高橋箒庵を中心とした近代数寄者年表: p[250]-[253]

参考文献: p254-256

内容説明・目次

内容説明

明治期に衰退した茶道が、新時代の富豪すなわち近代数寄者により復活を遂げる。茶道具への収集熱と茶の湯好きは桃山時代の武将達のようだ。高橋箒庵(義雄)、益田孝(三井物産創業者)、原富太郎(三渓)、根津嘉一郎(鉄道王)、井上馨(外務卿)、藤田伝三郎(財閥創始者)らの足跡を追い、豪放にして耽美、痛快にして洒脱な趣向とその精神を描く。

目次

  • 明治の青年(明治維新後の茶道界;箒庵高橋義雄 ほか)
  • 近代数寄者の誕生(藤田伝三郎の執念;平瀬露香の茶 ほか)
  • 数寄者の茶会(茶の湯の羅漢たち;石黒况翁の茶 ほか)
  • 数寄者の思想(近代数寄者の庭園観;近代数奇者の建築観 ほか)
  • おらが茶の湯―まとめにかえて(茶の湯は趣味;近代化と茶の湯)

「BOOKデータベース」 より

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