土の塔に木が生えて : シロアリ塚からはじまる小さな森の話
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土の塔に木が生えて : シロアリ塚からはじまる小さな森の話
(新・動物記, 8)
京都大学学術出版会, 2023.4
- タイトル別名
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Termite mound
- タイトル読み
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ツチ ノ トウ ニ キ ガ ハエテ : シロアリズカ カラ ハジマル チイサナ モリ ノ ハナシ
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注記
著者のおすすめ読書案内: p267
引用文献: p268-275
内容説明・目次
内容説明
砂に覆われた平坦な大地が広がるナミビア北部、疎らな木々に混じってそびえ立つシロアリ塚。細長い土の塔のような形をしたそれは、やがて形を変えて小さな丘になり、さまざまな生き物が集うこんもりとした森になるという。しかし、叩けば鍬が曲がるほどカチカチの塔の上に、最初の一本の木はどうやって生えるというのか。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫るべくナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。
目次
- 1章 始まりはシロアリ塚(アフリカのどこかへ;“最果ての地”の先の村)
- 2章 緑の傘を差した「土の塔」(シロアリ塚とは?;アフリカで調査を始める ほか)
- 3章 森を支える小さな丘(“カラハリ砂漠”の中の村;ムヤコ村で調査をする ほか)
- 4章 アフリカの人びととシロアリ(シロアリ塚の土を使う;美味しいものを生み出すシロアリ塚 ほか)
- 5章 自然保護区に生きる人びと(生きものの宝庫、ナミビア;「人は動物には敵わない」 ほか)
「BOOKデータベース」 より