平安文学の饗宴
著者
書誌事項
平安文学の饗宴
勉誠社, 2023.3
- タイトル読み
-
ヘイアン ブンガク ノ キョウエン
大学図書館所蔵 件 / 全74件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
標題紙・背に「勉誠出版」とあり
収録内容
- 奈良末・平安初期における初唐総集の受容 / 半谷芳文著
- 『伊勢物語』芥川章段 / 早乙女利光著
- 『土左日記』亡児追憶の原形質 / 大倉比呂志著
- 『蜻蛉日記』兼家の催促の歌試解 / 高野浩著
- 『うつほ物語』忠こそ巻と『後撰和歌集』の「涙川」 / 門澤功成著
- 『源氏物語』若紫巻に登場する「左中弁」はどこへ行くのか? / 山田利博著
- 『源氏物語』と「高唐賦」 / 栗山元子著
- 玉鬘十帖の成立と位相 / 久下裕利著
- 『源氏物語』「篝火」巻における韻律的表現 / 陣野英則著
- 国宝『源氏物語絵巻』「夕霧」の象徴性を読み解く / 金秀美著
- 幻巻の和歌論 / 吉見健夫著
- 諸巻の読まれ方をめぐる『源氏物語』作者の意識 / 有馬義貴著
- 植民地朝鮮におけるメディアと教科書、そして『源氏物語』 / 金孝淑著
- 眠れる美女にこがれる薫 / 助川幸逸郎著
- The Tale of Genjiとの日々 / 緑川眞知子著
- 『紫式部日記』と「紫式部日記絵巻」の間 / 川名淳子著
- 『更級日記』の『蜻蛉日記』享受 / 福家俊幸著
- 『大鏡』における歌語りの享受 / 稲垣智花著
- 三河の国八橋について / 木戸久二子著
- 近世における『いはでしのぶ』諸本の展開 / 横溝博著
- 『仙源抄』の注釈方法 / 河野貴美子著
- 『言経卿記』に見る女性たちの文学作品享受 / 新美哲彦著
内容説明・目次
内容説明
『伊勢物語』、『源氏物語』、『土左日記』、『更級日記』…。様々な作品が相互に連関し、漢詩や和歌などにも多大な影響を与えてきた平安文学。それは平安時代のみならず、近世、近現代の文学など、現代にもつながる潮流となり変容を遂げ続けている。流動し続ける平安文学の深く豊かな世界を解き明かす。平安文学研究を領導する二十二の論考による知の饗宴。
目次
- 奈良末・平安初期における初唐総集の受容―釈慧浄編『続詩苑英華十巻』の伝来と流布、及び序文の訓注
- 『伊勢物語』芥川章段―女を「おふ」のか「ゐる」のか
- 『土左日記』亡児追憶の原形質―『万葉集』からの遡及―付、『讃岐典侍日記』への波及
- 『蜻蛉日記』兼家の催促の歌試解―「しれたるやうなりや」、「人知れず」歌を中心に
- 『うつほ物語』忠こそ巻と『後撰和歌集』の「涙川」―成立基盤としての貞信公流・九条流
- 『源氏物語』若紫巻に登場する「左中弁」はどこへ行くのか?―「物語」の人物描写法に関する一考察
- 『源氏物語』と「高唐賦」―朝顔巻巻末の藤壺の亡霊出現と柏木の死をめぐる表現における影響の可能性
- 玉鬘十帖の成立と位相
- 『源氏物語』「篝火」巻における韻律的表現―その全文を対象とした試論
- 国宝『源氏物語絵巻』「夕霧」の象徴性を読み解く―夕霧の服装がみちびくもの〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より