モンゴル帝国と海域世界 : 一二〜一四世紀
著者
書誌事項
モンゴル帝国と海域世界 : 一二〜一四世紀
(岩波講座世界歴史 / 荒川正晴 [ほか] 編集委員, 10)
岩波書店, 2023.4
- タイトル別名
-
モンゴル帝国と海域世界 : 12〜14世紀
- タイトル読み
-
モンゴル テイコク ト カイイキ セカイ : ジュウニ〜ジュウヨンセイキ
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注記
その他の執筆者: 飯山知保, 松井太, 関周一, 向正樹, 高橋英海, 渡部良子, 中村淳, 渡邊佳成, 森達也, 川口琢司, 松川節, 高田英樹, 木村淳, 諫早庸一, 大塚修
編集協力: 宇野伸浩, 四日市康博
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
初期グローバル化としてのモンゴル帝国の成立・展開と海域世界を扱う。帝国の拡大に伴い、陸上と海上の複数のルートを通じて西アジアと東アジアの人的・物的・文化的交流が急速に進んだ。多民族・多言語・多宗教が共存する大帝国の構造と周辺地域へのインパクトを探り、ジェンダー史、環境史の可能性、考古学・文献学などの知見も盛り込み、モンゴル帝国像を刷新する。
目次
- 展望(初期グローバル化としてのモンゴル帝国の成立・展開;ユーラシア・海域世界の東西交流におけるモンゴル・インパクト)
- 問題群(モンゴル帝国の統治制度とウルス;モンゴル支配下の中国と多民族国家―官位獲得をめぐる諸相;トルキスタン・トルコ系諸集団とモンゴル帝国;宋元時代の東アジア海域世界)
- 焦点(モンゴル覇権期のディアスポラ;中央アジア・東アジアの東シリア教会―モンゴル時代を中心に;イル・ハン国のイラン系官僚たち―モンゴル支配下イランの財務制度と文化;チベット仏教とモンゴル;モンゴルの東南アジア侵攻と「タイ人」の台頭;ユーラシア世界の中国陶磁流通;カラチュの時代―ティムール朝を中心に)
「BOOKデータベース」 より