なぜ英国は児童文学王国なのか : ファンタジーの名作を読み解く

書誌事項

なぜ英国は児童文学王国なのか : ファンタジーの名作を読み解く

安藤聡著

平凡社, 2023.4

タイトル読み

ナゼ エイコク ワ ジドウ ブンガク オウコク ナノカ : ファンタジー ノ メイサク オ ヨミトク

内容説明・目次

内容説明

『不思議の国のアリス』『ナルニア国物語』『借り暮らしの小人たち』『くまのパディントン』そして『ハリー・ポッター』まで。時代を超えて読み継がれる児童文学の傑作が生まれる英国。その背景には英国特有の風土や文化、歴史的要因があった。

目次

  • なぜ英国は児童文学王国なのか
  • 1(ルイス・キャロル―アリスの違和感;エリザベス・グージ―キリスト教文学としての『小さな白馬』;メアリー・ノートン―『借り暮らしの小人たち』シリーズの同時代性;ルーシー・M・ボストン―『グリーン・ノウ』シリーズとその背景;フィリッパ・ピアス―川辺の物語;マイケル・ボンド―『パディントン』シリーズとその背景;ペネロピー・ライヴリー―『時の縫い目』に見る土地の精霊と英国的伝統;ロアルド・ダール―文学論としての『マティルダ』)
  • 2(C.S.ルイスとJ.R.R.トルキーン―インクリングズとその周辺;『喜びの訪れ』と『ナルニア国物語』;『ナルニア国物語』におけるユーモアの重要性;『ナルニア国物語』における〈祈り〉)
  • 3(ロアルド・ダール文学紀行(続);マイケル・モーパーゴウ―現代英国の国民的児童文学作家;マイケル・ロウゼン―子供と文学の仲介者;J・K・ロウリング文学紀行)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ