チョウの翅は、なぜ美しいか : その謎を追いかけて
著者
書誌事項
チョウの翅は、なぜ美しいか : その謎を追いかけて
(DOJIN選書, 96)
化学同人, 2023.3
- タイトル別名
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チョウの翅はなぜ美しいか : その謎を追いかけて
- タイトル読み
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チョウ ノ ハネ ワ ナゼ ウツクシイカ : ソノ ナゾ オ オイカケテ
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チョウの翅は,なぜ美しいか その謎を追いかけて
2023.3.
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チョウの翅は,なぜ美しいか その謎を追いかけて
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注記
参考文献: p199-203
内容説明・目次
内容説明
ゼフィルスの愛称で親しまれるチョウのミドリシジミ。翅の美しい輝きはどのように作られ、彼らの生態にどのような意味をもつのか興味は尽きない。「雄が派手なのは雌の関心を引くため」という説は果たして本当だろうか?ヤドカリやカニなど、さまざまな生きものを研究してきた動物行動学の第一人者が、中学生のとき魅せられたチョウに立ち戻り、その翅の色、色覚、行動の謎を粘り強く解き明かしていく。実験室やフィールドワークの克明な様子、意外な結果を受けて新たな実験に挑戦と、著者の研究ヒストリーを読者は追体験できるだろう。
目次
- 梢上の花―チョウとの出会い
- クジャクの雄―自然淘汰と性淘汰
- ミドリシジミの仲間―分類と学名
- 三つの方針―研究へのアプローチ
- 紫外線―翅の色を調べる
- ウラニア型―色素色と構造色
- 前照灯―偏った光の反射
- 紫外線知覚の発見―昆虫の色覚
- 雌は雄の色を見るか―チョウの色覚
- 岩木山―雄の色の効果
- 龍ヶ崎―翅の色による識別
- 翅を誇示しない雄―求愛行動
- 雄に向かう雌―縄張りに雌出現
- ヤマトシジミ―雄の色を好む雌
- モデルを花と間違える―実験中のできごと
- 目を外に向ける―研究の流れ
「BOOKデータベース」 より