事務次官という謎 : 霞が関の出世と人事
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事務次官という謎 : 霞が関の出世と人事
(中公新書ラクレ, 794)
中央公論新社, 2023.5
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ジム ジカン トイウ ナゾ : カスミガセキ ノ シュッセ ト ジンジ
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
317.3-Ki5610024001195
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主要参考文献: p269-270
Description and Table of Contents
Description
事務次官は、同期入省の中から三十数年かけて選び抜かれた者だけが座れる「社長」の椅子。だが近年、セクハラ等の不祥事で短命化が進む。省庁の幹部が政治家に忖度しているとの批判も絶えない。ブラックな労働環境、志望者減、若手の退職者増など、“頂点”から“裾野”まで官界に異変が広がる。次官はどうあるべきか?証言を集め、歴史や法をひもとき、民間や海外と比較するなど徹底検証。霞が関を取材し尽くす生涯一記者ならではのネタ満載。
Table of Contents
- プロローグ 霞が関の「聖域」
- 1章 その椅子のあまりに軽き―相次ぐ次官辞任劇の深層
- 2章 「名誉職」に過ぎないのか?―古今の事例にみる次官の役割
- 3章 社長と次官―「組織の長」を比較する
- 4章 冬の時代―先細る天下り先、激減する志望者
- 5章 内閣人事局の功罪―幹部人事はどうあるべきか
- 6章 民間と女性の力―改革なるか人事院
- エピローグ―「失敗の本質」
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