室町幕府論
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室町幕府論
(講談社学術文庫, [2767])
講談社, 2023.5
- タイトル読み
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ムロマチ バクフロン
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注記
講談社選書メチエ2010年刊の文庫化
参考文献一覧: p294-302
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
かつて京都には百メートルを超える巨大な塔が建っていた。この「大塔」、そして眩く輝く金色の寺院、華やかな祭礼―首都京都の強大な経済力を背景に空前の「大規模造営」を為した室町幕府は、朝廷を凌ぐ威光を確立したのである。弱体政権論を覆し、足利政権が「権力」と「権威」を掌握してゆく過程を、絶頂の義満時代を軸に鋭い筆致で描き出す!
目次
- 第1章 天龍寺―足利尊氏・義詮の時代
- 第2章 相国寺―足利義満の時代1
- 第3章 相国寺大塔と北山第―足利義満の時代2
- 第4章 南北朝期の公武関係―研究史的考察
- 第5章 復興期の社会―足利義持の時代1
- 第6章 守護創建禅院―足利義持の時代2
- おわりに 虚空を突く大塔
「BOOKデータベース」 より