日本とは何か : 日本語の始源の姿を追った国学者たち
著者
書誌事項
日本とは何か : 日本語の始源の姿を追った国学者たち
みすず書房, 2023.5
- タイトル別名
-
日本とは何か : 日本語の始源の姿を追った国学者たち
- タイトル読み
-
ニホン トワ ナニ カ : ニホンゴ ノ シゲン ノ スガタ オ オッタ コクガクシャ タチ
電子リソースにアクセスする 全1件
大学図書館所蔵 件 / 全124件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
参考文献あり
内容説明・目次
内容説明
契沖、賀茂真淵、本居宣長、富士谷御杖。日本語についての国学者たちの観察、分析、考察を江戸期の知のひろがりの中に置きなおし、その「方法」を再評価する。
目次
- 序章 江戸のエピステーメー
- 第1章 フィロロジスト契沖(契沖の『万葉集』研究―万葉仮名を整理する;『和字正濫鈔』は仮名遣い書か;橘成員との論争;語源・異名への意識―『円珠庵雑記』をよむ)
- 第2章 賀茂真淵―経験、直感による知覚(『冠辞考』;直感によるアプローチと論理;歌を詠むこと・歌を理解すること―実践的解釈論;五十音図による音義的解釈のさきがけ)
- 第3章 本居宣長(文法のダイヤグラム―『てにをは紐鏡』;仮名によって漢字の発音を示す―『字音仮字用格』;メタ言語としての口語;宣長の方法―『古今集遠鏡』;上田秋成との論争―「呵刈葭」)
- 第4章 富士谷御杖の言霊倒語説(異端の国学者;歌を詠むことで「真言」を追究する;さまざまな言語学的知見;言霊倒語説)
- 終章 詩的言語と国学者
「BOOKデータベース」 より