恵みありて、インジェラに集う : エチオピア正教徒の食をめぐる生活誌

書誌事項

恵みありて、インジェラに集う : エチオピア正教徒の食をめぐる生活誌

上村知春著

春風社, 2023.2

タイトル別名

恵みありてインジェラに集う : エチオピア正教徒の食をめぐる生活

タイトル読み

メグミ アリテ、インジェラ ニ ツドウ : エチオピア セイキョウト ノ ショク オ メグル セイカツシ

大学図書館所蔵 件 / 27

この図書・雑誌をさがす

注記

博士学位論文 (京都大学, 2020年度提出) を大幅に改稿したもの

参照文献: 巻末pviii-xx

内容説明・目次

内容説明

一年の半分を「断食」して過ごす、エチオピアのキリスト教徒たち。かれらにとって、「食べること」「食べないこと」は、いったいどういうものなのだろうか。さまざまな食べ物の生産‐調理‐消費からみる、「食と宗教」、生活、そしてよろこび。

目次

  • 第1章 アムハラの地理と人、暮らし
  • 第2章 エチオピア正教徒の食生活を基礎づける暦―よき信徒としての実践
  • 第3章 食事の様式
  • 第4章 食事の基盤「インジェラ」―主食と副食のセット
  • 第5章 日常生活に欠かせない飲み物―穀物からつくる酒
  • 第6章 穀物の栽培―インジェラと酒の原料
  • 第7章 インジェラとはちがうよろこび―主食穀物をもとにつくられる軽食
  • 第8章 「非断食の食べ物」―動物性食品
  • 第9章 コーヒーを淹れて、皆とともに飲む
  • 第10章 食べ物の価値判断―「ふさわしさ」と「おいしさ」、有用性
  • 第11章 食の仕事にたずさわる―食材や料理との向きあい方
  • 第12章 調理の担い手の実践―調理者であること、調理者になること
  • 第13章 飲食をつうじて神の力を享受する
  • 第14章 暦に沿った祝い日

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ