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洲浜論

原瑠璃彦著

作品社, 2023.6

タイトル読み

スハマロン

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注記

博士論文「洲浜の表象文化史」 (東京大学, 2020年提出) を原形とし, 大幅に加筆・修正を行ったもの

付 (1枚) : 洲浜関連年表

参考文献・URL一覧: p418-435

内容説明・目次

内容説明

平安時代に和歌と組み合わせて用いられた箱庭“洲浜台”にはじまり、庭園・絵画・工芸・服飾など、その後の日本文化の至る所に継承される洲浜の表象の多様な展開を跡付け、日本文化史を新たな視点から読み直す。

目次

  • 第1部 平安時代における洲浜の成立とその意義(和歌のためのミニチュアの器―洲浜台;天皇に捧げられる小さな舞台―和歌の観念的表象と政治的機能;洲浜に込められた古代の記憶―清浄なる聖地としての海辺と聖婚;八十嶋祭と『源氏物語』に描かれた洲浜―海辺の経験と王権)
  • 第2部 中近世における洲浜の展開(藤原頼通と洲浜―「高陽院水閣歌合」から平等院へ;日本文化に息づく洲浜―中近世における多様な展開;洲浜の音―海辺の松風と波音)
  • 結び

「BOOKデータベース」 より

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